Node.jsとサーバーサイドjavascriptの開発方法を説明します。
先ずnode.jsをインストールします。
各環境に合わせてダウンロードしてください。
インストールはいつも通りボタンを押すだけです。
コマンドラインからnode -vでバージョンが表示されれば インストールは成功。
$ node -v v0.10.25
※ここではMacを使用した例になります。Windows環境の場合はコマンドプロンプトから操作してください。
適当なフォルダーの下にhello.jsを作ります。下記の1行を追加します。
console.log( 'I am noding.' );
それからコマンドラインから下記のように実行します。
$ node hello.js I am noding.
console.log関数に渡した文字列が出力されれば完璧です。
もう少しプログラムぽっいものを書いてみましょう。 fileList.jsというファイルを作成し下記を書き込みます。
var fs, readPath, files; fs = require( 'fs' ); readPath = process.argv[2]; files = fs.readdirSync( readPath ); console.log( 'files', files );
fileList.jsはコマンドラインから渡されたディレクトリーの配下のファイル一覧を読み込んで表示します。では実行してみましょう。
$ node fileList.js D:¥apps¥howtonode¥ files [ 'README.md', 'css', 'img', 'index.html', 'js', 'lib', 'node_modules', 'package.json' ]
require関数はnode.jsの組込みあるいは外部のライブラリーの取込を行います。上記のfsはFileSystemの略でnode.jsの組込み機能です。node.jsの組込みライブラリー一覧はこちらへいつの間(9月8日)にv4.0.0になった模様。
processはグローバルオブジェクトで宣言しなくても使えます。主な使い方は下記の用になります。
processの詳細はこちらへ
パッケージ外部のライブラリーの集まりです。良く使われるパッケージは下記のようなものがあります。
Node.jsにははnpmというパッケージ管理システムが組込まれており、コマンドラインから簡単にパッケージの追加(公開)ができるようになっています。
Node.jsインストール時に追加されています。
$ npm -v 2.1.6
早速、underscoreを追加してみます。
$ npm install underscore info attempt registry request try #1 at 22:38:25 http request GET https://registry.npmjs.org/underscore http 200 https://registry.npmjs.org/underscore underscore@1.8.3 ../node_modules/underscore
完了すればディレクトリにnode_modulesフォルダーとその配下にunderscoreのフォルダーができているはず。
ではnpmのパッケージを使ってみます。pkg01.jsの新規ファイルに下記を書き込み実行します。
// pkg01.js var _, arr; _ = require( 'underscore' ); arr = ['red', 'green', 'blue']; console.log( 'contains green:', _.contains( arr, 'green' ) ); console.log( 'contains white:', _.contains( arr, 'white' ) );
実行!!
$ node pkg01.js contains green: true contains white: false
組込パッケージと同じ感覚で使用可能。
npm <option> [コマンド] パッケージ
npmのよく使われるコマンド
# パッケージの追加 npm install sqlite3 # パッケージの削除 npm uninstall sqlite3 # パッケージ一覧の表示 npm ls # webpackというパッケージを検索 npm search webpack
詳細はnpm -hかドキュメント
つづく